2020/01/10背景変更 裕次郎灯台

明治大学全国校友千葉大会に参加しました

 今年の全国大会は、第55回となり 東京大会以来8年振りの関東圏での開催で千葉県に於いて開催されました。全国大会は例年旅行会を兼ねていますが、今回は近くでもあり、記念式典と懇親会のみの参加とし足立支部長以下、田澤、砂山、西山、山村、綾部、川﨑、小川、根岸の9名が参加しました。参加予定していた仲内、白石の両名が不参加となり10名を切りましたが、それでも小規模の支部としては多い方と思います。旅行会が無かったので今大会のブログは式典他内容を詳しく報告することとします。

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 当日はJR逗子駅に11時30分集合。東京駅に出て20分程乗換で歩きJR京葉線海浜幕張駅に着いたのは13時30分過ぎでした。駅前で軽い昼食を済ませ、1600名収容できる幕張メッセ国際会議場コンベンションホールでの記念式典に臨みました。ホール入口で記念写真を撮っています。

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 「やっさい!もっさい!おっさ!!来たいよ 総(ふさ)の国 明治は一つ」をキャッチフレーズに全国各地、韓国・台湾からも含め1500名を超える参加者が集まりました。この千葉大会は令和及び北野大校友会長初の全国大会となり、明大グリークラブグリークラブOB会合唱団のオープニングで始まり、司会は渡辺正行氏(S53経営卒、千葉出身)と高畑百合子さん(H15法卒,チアリ―ディング初代キャプテン)でした。

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 大会旗入場、国歌斉唱、校歌斉唱、物故者への黙祷を経て開会宣言となり、まず大会実行委員長の小関道生千葉県東部支部長の歓迎のご挨拶がありました。当然千葉県のPRで漁獲量全国1位の伊勢海、落花生、勝浦沖のマグロから来年の東京オリンピックパラリンピック幕張メッセが8種目の会場になるとの話がありました。来賓・大学役職者・校友会役員紹介のあと北野大大会会長の挨拶があり、この千葉大会が千葉県西部支部と千葉県東部支部が一緒になっての大会でまさに「明治は一つ」を強調されていました。全国大会は明治大学の誇りであり建学の精神は現代風に言う「個を強くする」の意味するところを強調されてもいました。

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 祝辞で挨拶された柳谷孝理事長からは、千葉県が大戦後明治大学の復興に力を注いだ鵜澤総明総長の生誕地(茂原市)であり業績・人柄についての説明がありました。東京裁判で日本側弁護団長を務めた鵜澤総明氏の元で父親・木戸幸一の弁護をした木戸孝彦家族が逗子に住んでいたことや、リバティータワー最上階の23階岸本辰雄記念ホールにある鵜澤総長が書いた李白の「望天門山」の軸に因んで以前船津支部長退任の感謝記念品に書道クラブの牛久順之部長に短冊で書いてもらったことなどが頭をよぎりました。

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 土屋恵一郎学長からは志願者数・学生数から見ても千葉県は現在の明治大学にとって大きな比重を占めていること、反面全国大学の姿が失われてきていること、今後全国大学としての姿を取り戻す必要があるという話があり、学長任期の残された期間に全国の校友会が更に強く維持されていくための方法を考えていきたいとの挨拶でした。

 若い熊谷俊人千葉市長の来賓祝辞、森田健作知事の映像による祝辞のあと、来年の全国大会開催地である香川県の玉越浩達支部長が全国支部長を代表して挨拶され、祝電披露、万歳三唱で式典閉会となりました。

 同ホールでの記念講演は、いすみ鉄道㈱の前社長 鳥塚 亮氏(S60商卒)による「廃線危機を救ったいすみ鉄道前社長直伝『考え抜く力』~危機を乗り越える夢と戦略~」でした。1時間1500名の聴衆を引き付ける講演で感動的な内容でした。廃線を救う多くの施策のベースになったのは鉄道を残そうとする地元の学生たちを含む住人の長年のボランティア活動の存在と女性を対象にした観光列車化だったようです。

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          (車両にムーミンの絵を付けただけのムーミン列車)

 場所をホテルニューオータニ幕張鶴の間に移し懇親会となりました。1500名は入り切らず千葉県の各地域支部は会場入り口前のホワイエに陣取る形になっていました。丸テーブル椅子席で神奈川県表示のテーブルに9名座りました。

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 司会は式典と同じで、郷土芸能のオープニングで始まり、歓迎の挨拶は大会実行委員会会長の前田勝己氏(千葉県西部支部長)でした。 千葉県は鵜澤総長に志田鉀太郎(一宮)、麻生平八郎(茂原)両総長を出していて千葉大会はこの3総長の訓えを基に開催するものですとの言葉がありました。

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 北野校友会会長の乾杯後、各種アトラクションを見ながら料理と飲物を口に懇親に入りましたが、料理は取りに行かなくても全て係の人が各テーブルに運んでくれました。北野新会長とは神奈川県東部支部総会に来られた時に歓談したことを思い出しました。 

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      (数年前の神奈川県東部支部総会の当支部テーブルでの写真)

 アトラクションはマグロ解体ショー、高校生ダンスパホーマンス(東京五輪音頭2020)、銚子はね太鼓、甲斐靖文氏指揮する明大マンドリン倶楽部演奏と歌披露の後、香川県支部による次年度開催アピールがありました。

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 マンドリンの伴奏でH13年経営卒の歌謡界の“癒しのプリンス”と言われる竹島 宏さんの歌披露もあり将来が楽しみな歌い方で耳を傾けています。

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 次いで応援団の吹奏楽部・バトンチアリーディング部・応援指導班の構成による披露がありました。応援団OBに寄る紋付き袴姿での“明大節”披露もありました。

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 バトンチアリーディングのメンバーは各テーブルにも回って来て、歓談に入っていました。当支部テーブルにも来て、最近は高校からチアリーディング部に入っていた学生が多く私は希望して明大に入りましたと言っていました。ここ10年でメンバーも大幅に増えて活力も抜群で技術力も早大に近づきつつある感じを受けました。このメンバーも中に入り参加者一同肩を組んで明治は一つの輪になって校歌を斉唱、千葉県と香川県にもエールを送って小関実行委員長の閉会の挨拶で懇親会を終了しました。

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 1ヵ月程前に関東地方に上陸した観測史上最強クラスの台風第15号に見舞われ、停電、断水と長期被災した千葉県ですが、あえて主催者からはこのことは振れず、明大の仲間に楽しんでもらおうとする“おもてなし”の心意気が伝わってきた大会でした。それでも懇談の中、募金箱を持った女性の学生?が回ってきたので募金協力しています。

 向井眞一神奈川県東部支部長も缶に入った千葉県産の“のり”を持って歓談に加わりましたが、東部支部の結束を願って“のり”だったのかなとも思いました。千葉県のグルメ紹介として落花生、勝浦のタンタンメン、なめろう太巻き寿司がありましたが、会場入り口には多くの出店があり当然地元の蔵元も出店していました。勝浦の「鳴海」の東灘醸造(H60農卒・君塚敦代表)、富津の「東魁盛」の小泉酒造(H46工・小泉平蔵)、同じく富津の「聖泉」の和蔵酒造が 千葉大会を応援していました。 土産を買って玄関前で司会役の渡辺正行さんと写真を撮ったりしているうち、帰りの人波に紛れて2グループに分かれてしまいました。

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 来る時は僅かな小雨が降っていましたが、帰路は雨も無く来る時ほど時間の感覚は薄れていました。 (旅行が無かったため西山さん提供の写真を多く掲載しました)