2020/01/10背景変更 裕次郎灯台

第13回明治大学マンドリン倶楽部チャリティーコンサートを開催しました

 恒例の「明治大学マンドリン倶楽部チャリティーコンサート」を前回の葉山開催から5年振り、逗子市では12年振りに11月17日(日)に逗子文化プラザなぎさホールで開催しました。今回の公演は約2年前に立案し、昨年に発生した<西日本豪雨災害>の復興支援を目的に、逗子市の協力を頂きスタートしました。

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 公演会場の「逗子文化プラザ」は13か月前の抽選で決まる為、約1年半前から準備を進め抽選会に臨み、9月、10月が落選しましたが11月17日にやっと当選。漸く3回目で決定しました。今回の復興支援金は、入場券や市内の企業約70社から市況厳しい中、掲載いただいたプログラム広告料の一部からであり、皆様に厚くお礼申し上げます。支援先は、明治大学校友会岡山県支部と相談し、岡山県倉敷市の伊東香織市長にお届け致します。このコンサート準備中に今年9月台風15号、10月には台風19号による甚大な災害が発生しました。罹災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

 さて、公演の開催日決定後、仲内実行委員長のもと毎月< 実行委員会>を開催して各委員がPR、広告取り、入場券販売、プログラム作成を分担して鋭意推進してきました。〈演奏会〉は、秋晴れの中、15分開場を早めたのにもかかわらず、心待ちする方々の列が図書館まで連なり、今までにないことと職員の方が驚く程でした。若干の当日売りチケットもすぐに売切れ、皆様の厚いご期待が伺えました。

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  何と言ってもマンドリンコンサートは日程が決まり、諸手配・準備が一段落した後、前日から当日の開演前迄の作業が待っています。

 前日は夜間同会場を確保して舞台設営と楽器の中で大きなグランカッサ1台とティンパニー3台は学生が持参出来ないので葉山中学校から借用しレンタカーを手配して会場持込を委員が行っています。442Hzのピアノ調律も調律師に依頼して済ませました。

 当日は学生の乗ったバスと楽器を運ぶトラックが9時に到着のため、実行委員は9時前に迎え入れ準備と会場である2階なぎさホール前のホワイエに机椅子の設営、そして11時30分に支部役員、応援スタッフが集合し、当日の役割の確認オリエンテーションを行っています。今回は初めて明治大学東部地区父母会の辻井会長を含む7名の方が受付を主に応援していただきました。

 仲内実行委員長の挨拶の後、足立実行委員(支部長)から配布した資料に基づき説明があり、次いで綾部委員から交流センター1階会議室での昼食の説明があり、交代でしっかり食事をとった後それぞれの持ち場についています。なお会場から避難誘導員名簿提出を求められていますので、その説明もしていましたので、誘導員の方は決められた場所につきましたが開演後は中で演奏を聞いていただきました。

 開場前に大勢の行列ができ、並んでいる方にマンドリン倶楽部のCD資料他のチラシをお配りして見ていただき、開場予定を15分早めて13時15分には入場していただきました。入口前には予約入場券引渡し及び当日券売り場も設けましたが当日券は枚数も限られ直ぐなくなりました。

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 午後2時、砂山元支部長の主催者挨拶の後、開演。第一部・古典音楽は「明治大学校歌」で始まり、次に中国ヤオ族を題材にした中国管弦楽「ヤオ族舞曲」。曲は遅いテンポと速いテンポが交錯しながら中国ムードに溢れた重厚かつ軽快な内容でした。更にジャズ、歌劇等の演奏が続き、花束贈呈では、コスモスインターナショナルの牧野姉妹が会場の雰囲気を一気に和らげました。第二部・心に残る日本のうたは松田聖子の「青いサンゴ礁」で華やかにオープニング。「男はつらいよ」、「古賀メロディ」と続き、「真白き冨士の根」を全員で斉唱しました。地元発祥の唄で、哀愁を帯びた旋律に、歌いながら涙を拭う姿がここそこに見られました。第二部最後の「津軽組曲」ではマンドリン津軽三味線の音を出す素晴らしいワザで観客を魅了しました。第三部・世界名曲綴りはベニーグッドマンの「シング・シング・シング」で幕開け。タンゴ、シャンソン、ミュージカル、そしてマンクラ得意のラテンと続き会場の盛り上がりは最高潮。マンボ二曲のアンコールに応え、エンディングは「愛燦燦」でした。ひと昔前と比べエレキギター・ベース、電子ピアノ、シンセサイザーなど新しい楽器群が加わり幅広い音と迫力を出すようになり、観客の皆さんも大満足の様子でした。

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        上段は葉山中学校吹奏楽部から借りたグランカッサとティンパニー3台f:id:meijizuyou:20191212123741j:plain

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           ( “真白き富士の根” を合唱 )

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           ( 牧野愛矢ちゃん、牧野光沙ちゃん 大役ありがとう)

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 演奏終了後、スタッフがお礼を言うべく出口に行くと、口々に「良かった!」とハイタッチをしてくれる方や感動して思わずハグしそうな方もおられました。また出口近くでCD販売をしていましたが、人垣ができていました。第三部指揮者がCD販売の応援に来たときには取り囲まれ、握手や写真を撮られていました。明大マンドリンが愛されているなと改めて感じました。

 後片付けの後、吉田主将が演奏者と共にきて、「お客様との一体感の中、皆喜んで演奏することができました。逗子・葉山の皆様に心打たれました。」と挨拶を残し、一路母校に引き上げていきました。マンドリン倶楽部の吉田主将、堀内マネージャー、部員の皆さん素晴しい演奏有難うございました。

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 学生を見送ったあと、荷物を車で自宅に移動する役員、大型楽器を保管場所に移動する役員以外は先に打上げ式会場である「千登世寿司」2階に行き歓談、全員集まったところで慰労会を行っています。1年半にわたる実行委員会の皆さんの骨折りに感謝する場ともなりました。

 終わって一部の役員は「すなっく舞」に行きましたが稲門会の役員の方々がご夫妻でおられコンサートを「大成功」の掛け声で祝していただきました。今回のコンサートには神奈川県東部支部の向井支部長も参加され、打上げ式の「千登世寿司」、カラオケの「すなっく舞」までお付き合いいただきました。感謝申し上げます。

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            ’’(斎藤さん 一日舞台裏の影アナ 御苦労様でした)

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 今回の〈演奏会〉では、OB会員の皆様に入場券購入に協力を頂き、更に神奈川県東部地域父母会の皆さんにも全面的に協力を頂き、又、地元の四大学OB会〈逗葉睦会〉の皆様にもご支援頂きました。この場をお借りして関係各位のご支援に感謝致します。

                                  (砂山)

*このコンサートの収益金から真備町に復興支援金を贈るに際して全国支部長会で初めてお会いした明治大学校友会岡山県支部の木下唯志支部長様に相談したところ、岡山県支部の岡良夫副支部長様、景山貢明幹事長様他の役員の方達と相談いただき、木下支部長様他役員が倉敷市の伊東香織市長を訪ね、直接持って上がるのが当支部の意が届くのではとのお返事をいただきました。有難い話で“明治は一つ”を実感し義援金岡山県支部口座に振り込みました。12月25日に木下支部長、岡副支部長のご両名が伊東倉敷市長を訪問して義援金30万円をお渡ししていただきました。岡山県支部との交流が令和元年の良き記念ともなりここに追記して報告させていただきます。 (足立)

 

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伊東市長・木下支部長・岡副支部長   逗子での明大マンドリンコンサート・チラシ

                    を見る伊東市

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*文章は1月号の会報記載分に足立追記。写真は西山さんと桐島さんからの提供です。