2020/01/10背景変更 裕次郎灯台

明大ヨット部ファミリーデーに3年振りに参加・ヨットに乗船しました

 6月末にヨット部の2年マネージャー岡本雅弘君から明大ヨット部ファミリーデーを3年振りに8月7日(日)に行うとの連絡が砂山相談役に届きました。砂山さんはヨット部合宿所が9年前に竣工した時の支部長でヨット部との窓口になっていました。

 先に5月22日(日)湯島の東京ガーデンパレスで開催された2年遅れの明治大学体育会ヨット部創部80年記念式典後の祝賀会でも吉田監督から今年は開催予定ですと聞いていました。

 案内には参加者を7月10日までに申し込み、参加者枠は20名程度とあり、7月役員会では間に合わないため役員にメール・FAXで案内をしています。役員も高齢化し新型コロナ感染も収まっていない環境下、希望者は限られると思い、役員以外一部の会員にも案内を出しています。

 参加希望者はやはり集まらず砂山、林、綾部、鈴木悟、足立の5名で申し込みをして、開催が危ぶまれる中、7月31日に開催決定の連絡を岡本君から受けました。4年生は1年生の時に経験していますが3年生以下1年生まで1度もファミリーデーを経験していないため、地方から明大に進学したヨット部員にとってはまだ若い父母と葉山での一時を過ごす機会を奪われていたので開催が決定して本当に良かったと思いました。当日はその思いを目の当たりにしました。

 以下当日の記録です。支部会員のみならず参加された方も見て当日のことを思い出して記念にしてもらえれば幸いです。なお砂山さんは体調不良で不参加の連絡を2日前に受け、参加は4人となっていました。

 

 8月7日(日)は、ごろ合わせで「花の日」でしたので出かける前に向日葵マークの付いた白い帽子を被って家を出ました。このマークは法務省主唱の「社会を明るくする運動」のシンボルマークです。JR逗子駅バス停で林さんと待ち合わせで帽子の件を話しています。

 

 当日は朝少し雨が降っていましたが家を出る頃は止み、合宿所の最寄りバス停である鐙摺を下りたときは好天で風も無く日差しがまぶしく感じられました。バス停前の山側に昨年早稲田大学ヨット部の合宿所が新しく出来、初めて外観を見ました。

 

 受付9時にはまだ早かったので朝市を見学、ハヤマミルクソフトクリームを建物の中で座って味見しています。子供ずれの母親の仲間の方がかなりおられ相席でした。

  葉山朝市(左手から入って右手側の階段を上がるとすぐ明大ヨット部合宿所です)
 

 

 ファミリーデー会場の葉山港管理事務所前で綾部さんと会い、3階受付で会費2,000円と支部からの恒例の祝儀を渡し、当日の資料(部員の写真付き紹介と年間スケジュール・合宿所一日のスケジュール記載)を受理して席に着きました。鈴木悟さんは先に来ていました。

 

 なお受付横にはヨット部創部1940年を記したオリジナルのポロシャツの販売もしていました。部員は皆着ていましたが、逗葉の支部参加者は白いヨット部のポロシャツを持っていて着て来た人もいて今回はパスしました。 

1枚 2,500円 

 

 吉田優監督に会い持参した当支部の会報〝駿台逗子・葉山第41号(8月1日号)〝を20部程渡し監督コーチ4年生と3年生ぐらいには渡して下さいと伝えています。持参したのは2年延期したヨット部創部80年記念式典・祝賀会参加記事と吉田監督から寄稿してもらっていたためです。砂山さん不参加の件も伝えています。会報は横浜地域支部参加者の進林徳彦夫妻他1名と父母会(12名参加)の飯田純子会長にも渡しています。飯田会長には2部しかありませんが支部のホームページの会報バックナンバーに入れたので見て下さいと話したところ、ホームページとブログ見ていますとのことでした。

 

 ファミリーデーの運営は学生主体で監督は口を出していないようです。

 開会式は9:30~4年マネージャーの佐藤渚さんの司会で始まり、冨永祐大主将挨拶で自分は1年生の時の記憶がありますがコロナで2年間開催出来なかったので3年生以下は初めてですとの話がありました。

 

 4年生はヨットで出るため先に自己紹介がありました。4年生は来年卒業のため写真と名前を全員掲載しておきます。

 冨永祐大(高松商業)、今村紗栄副将(長崎工業)、池谷優希(浅野高)、

    河野剛大(明大中野)、佐藤新(明大中野)、古澤和也(明大中野)、

       八木栄樹(作新学院)、佐藤渚穎明館高・エイメイカン)

 

 

 その後黒板に名前が書かれたブロック分けでヨットに試乗となりました。1ブロック(足立、鈴木悟)、3ブロック(林、綾部)でゴムボートに乗る前にライフジャケットを着用しましたが、今回靴まで用意してありました。1ブロックの方々は2つのゴムボートに別れました。



 

 

 足立、鈴木悟の2名は3年伊藤優太君の操縦するゴムボートでしたが、宮城県から来られた夫婦とゴムボートで一緒でした。なんと沖で娘さんの操縦するヨットに移られたのです。葉山沖の海上で家族3人でのヨットでの一時は貴重な時間だったと思います。

 あとで配布資料を見て塩釜高校卒の3年安藤彩葵さんと判り、懇親会でたまたま安藤部員が来たので綾部さんと一緒に話をしています。名刺を渡したので夜メールがあり両親と鎌倉に行ったとのことでした。鈴木悟さんが撮ったヨットに移った家族3人の写真を返信メールで送りましたが、ご両親も見られ喜んでいた旨の返信がありました。

 

 また別のゴムボートに乗られた夫婦で沖で娘さんの操縦するヨットで葉山の海を満喫している状況が鈴木悟さんの写真にあり、確認したところ3年石塚春奈さんのご両親で千葉から来られたようです。

 

 他の写真もありました。家族2人でヨットを楽しまれています。会話は判りません

がファミリーデーが開催されて一生の良い思い出になったと思います。

 

 私(足立)は4年生古澤和也君の操縦するヨットで2人ゆっくり話すことが出来ました。やはりファミリーデーは1年生の時だったので校友会の人と話す機会が無かったので今回中止にならず良い思い出になったと言っていました。今年も多くの新人が入って良かった。体育系なので厳しい面もあるが良い雰囲気のクラブなので続けて欲しいとも言っていました。

 

 沖で再びゴムボートに移り戻りましたが途中、葉山町消防本部のレスキューボートに出合いました。部員は当然ヨット練習中に仲間のこのレスキューボートで見守られているわけですが、以前葉山ライフセービングクラブが大学ヨット部向けに水難救済会葉山支部横須賀海上保安部警備救難課と協力して「救命救急講習会」を行った話を聞いたことを思い出し、葉山の海が学生たちに恵まれていることを実感しました。 

 

 ヨット試乗後は合宿所見学をしました。前回屋上でのバーベキューは今回していませんでしたので裏方の下級生との会話はありませんでしたが、ミーティングルームには会場に運ぶ食べ物が準備されていました。

     (明治大学ヨット部合宿所屋上から・正面の茶色の建物が会場)

 懇親会は13:30~で懇親会から参加の方もおられました。吉田監督挨拶、1年生から3年生の順に自己紹介がありました。出身校の所で前回まで〝名門〟と声掛けしていたのですが4年生自己紹介の時はコロナで声出しして良いか迷い止めましたが、やはり学生の為にもとの思いがあって前林さんと話しマスクしたまま〝名門〟と声掛けをしました。

 

 コロナ感染配慮で懇親会では部員家族の方の席に行って会話は控えましたが、長崎、香川、和歌山、三重、愛知、岐阜、新潟、宮城各県の高校出身の部員もいて遠方から来られた家族も多くおられたのではと思います。

 もし家族でヨットに乗られている写真がありましたらこのブログに掲載したいと思います。2年岡本マネージャー経由で写真と名前を送付で申出下さい。

 

 また鈴木悟さんから次の話もありました。懇親会で右席の小松原さんと色々お話できました。ご本人は明治大学院生の母ですが、院生の母は父母会卒業だそうで席は父母会席ではなく私の横だったようです。部員の練習日には必ず葉山港に来て、赤い灯台から「明治がんばれ」と声援しているそうで、部員の方々から感謝されていました。会報を差し上げましたが、年間計画にあるラグビー箱根駅伝など熱く応援に行っているそうです。逗葉支部に入会をお勧めしましたが、本人は明治ではないとのことでした。

    (真ん中の方が小松原さん・部員の顔から昵懇の様子が伝わってきます)

 

 飲食後に校友会から進林さん、父母会から飯田さんの閉会挨拶があり、その後集合写真撮影をして終了となりました。(今の時代はスマホで簡単に写真が撮れるので撮る人は依頼されて何度もシャッターを押しています。海上の写真も多いと思います。)

 当日参加者は部員39名、部員家族20名程、東部地区父母会12名、横浜地域

支部3名、逗子葉山地域支部4名、監督を入れて80名程だったと思います。 

 

 葉山に合宿所があるため、やはり地元高校出身者には応援したくなるのは人情なので前回、前々回は逗子開成高校卒の武井翔太朗君がいましたが当然卒業し、今年は聖和学院高校卒の2年生桒野明日佳さんがいました。開成高校と違い聖和学院高校ではヨットでの先輩はいないと思うので会って激励しようと思ったのですが昼間練習で海に出て当日は会えませんでした。安藤さんの話では10日に練習で会うとのことでしたので用意していた「海のてぬぐい」に名刺を入れて桒野さんに渡してくれるよう預けています。

          (逗子市観光協会が販売の海のてぬぐい) 

 10日夕方本人より「海のてぬぐい  ずし」のお礼の電話がありました。立派な合宿所があり吉田監督に勧められ明大に進学ヨット部に入ったと言っていました。葉山で小さい時からヨットに乗っていた様で今後の活躍を祈っています。

 

 昨年早稲田大学ヨット部の合宿所が葉山に竣工、三浦市の三戸浜から拠点を移しましたが、地元の若い高校生が明治の活躍を見て明大に入ってくれることを願っています。

 帰路、鈴木悟さんは自転車のため会場建物の前で別れ、綾部さんは歩き、林・足立は鐙摺バス停から乗車。なかなか進まず横浜地域支部の方々他が先に歩いて行くのが車中から見えました。

                       (足立:文・鈴木悟:写真)