明大校歌を合唱出来ない新年会でしたが3年振りに開催しました
1月21日(土)12時より逗子市沼間にある日本料理の老舗「魚万」の2階和室(椅子席)で令和5年逗子葉山地域支部新年会を3年振りに開催しました。「魚万」は14代続く魚屋で2階の落ち着いた雰囲気のお座敷で自慢の日本料理を堪能しました。
畳部屋での新年会は平成8年の葉山新田なか、平成12年の葉山町福祉文化会館2階和室、平成13年葉山日影茶屋、平成27年逗子魚勝がありましたが全て畳に座っての新年会でした。昨今他と同様 魚万は畳部屋を椅子席にして高齢者に配慮していました。
令和2年1月の新年会後から新型コロナ感染拡大が続き令和3年は当然中止、令和4年は役員各位の開催願望が強く1月開催は無理でも2月に延期して様子をみようとのことで会報1月号にも新年会の記事を掲載、1月に案内を出す手順で進めていましたがやはり開催はできませんでした。今年令和5年の新年会は昨年会報第42号(1月号)原稿締切時点では感染も減少傾向がみられ1月開催として会報にも掲載し会員には会報と共に新年会開催のご案内を会費6,000円として年末には届くようにお送りしました。
まず新年会当日の報告の前に、この新年会の特色を3つ先に述べておきます。
- コロナ感染対策を重視した例年恒例の楽しいイベントをすべて中止した静かな飲食と対面の小声での懇親でした。移動も極力控えました。
- 新年会の会費は無料としました。
- 新年会に欠席された方や出席された方から、このコロナ禍の3年間、会報発行や少ないながら行事開催に向けて手弁当で尽力した若手役員慰労として寄付をいただきました。
*会費を無料にした諸理由につき説明しておきます。
①1月役員会時点ではコロナ感染拡大傾向で出席いただいた会員の方が期待した新年会
ができない。
②当支部はコロナ感染以降、予定した例年の行事が開催出来なかったため、令和2年度
と令和4年度につきましては支部長の提案に役員・監査委員が賛同し年会費3,00
0円を免除してきました。会員の方には2年分年会費6,000円免除しています。
③令和4年度も総会中止や他支部・他大学の総会中止や案内がなく祝儀等や他の経費支
出が少なかったことと期末資金残を考慮。
④コロナ禍で大学に学生支援金として既に50,000円寄付しているため資金を会員
に向けたい。
⑤新年会が一般会員に呼びかけた当年度の最後の行事でもあり、この新年会が支部創立
30周年記念でもあること。
等を考慮した結果1月役員会で決めましたが最終決定ではなく、重要な会計事項ですのでお二人の監査委員にもご意見を伺いご賛同いただきました。
(会場下見で思う)
感染下降ぎみとはいえ3年振り開催のため支部長として事前に会場を下見しました。魚万はかなり前に沼間にある逗子商工会館2階で総会を開催した際に料理をお願いしたことがあり、今でも野菜の煮物が美味しかった記憶が残っています。マンドリンコンサートでもプログラムによく広告をいただいていますので下見の際はこのお礼も再度しています。
上の写真一番右側の入口から入ると横幅のある手摺りの着いた階段がすぐ目に入り、高齢で足のやや不安な方でも安心かなと思いました。2階廊下の脇に手洗いと衣紋掛けも十分にあり、和室が4部屋ありました。天井には空調も多く設置してあり、柱の構造からもともとは2部屋だったのを4部屋とし少人数の対応にも使えるようにしたようです。
下見の際は襖もまだしたままで板廊下から畳廊下の先には「無量寿」の書が掛けてありました。(当日は別の額でした)。昔書道クラブで日向さんを含む書道クラブで葉山新善光寺で心経を書いて納書会を行った際に無量寿経四誓偈を書いて合わせて納めたことが思い出されました。また経の文句の「願」から昨年12月亡くなったという知らせを受けたばかりの四十八願稔元鎌倉支部長や当支部会員で新年会のご案内を差し上げた中井克明前横浜支部長の正月の急逝も思い出されて、支部創立30周年新年会を迎え当支部の昔を知る人が少なくなったのを残念に思いました。
部屋の中に掛けてあった漢字一文字の額(上)は元書道クラブ員としても読めませんでしたがあえてお聞きしませんでした。
(当日の報告)
会場入口の前に大きな鉢に入った植木がありましたのでお店の方に断って明治の小旗を根岸さんと括りつけておきました。また会場の部屋は下見で鴨居があることが判りましたので、小道具を用意して「明治大学校友会逗子葉山地域支部 新年会」の縦長垂れ幕を掛け、明治の小旗も適当に秋元さんが飾ってくれました。参加者は22名で来た順に空いた席に着いていますが、良くしたものでいつものメンバーのかたまりになっていました。12時開会予定でしたが遅れた方もおられたので少しずらしました。
小川幹事長の司会挨拶で出席者にお礼と、本日の新年会の進め方や会費無料の説明もありました。ビールが席に出される間に支部長挨拶となりました。
支部長 足立
特に余興も無いので時間をもらいたかったのですが長い挨拶は良くないのは重々承知も8分も過ぎてしまい切り上げのサインが出て一部支部長書面挨拶にしました。その後最高齢で卒寿を迎えられた桐島さんの乾杯挨拶で全員立ってコップを隣同士合わせながら再会を祝しました。あとは個々のテーブルでの懇親となりました。
中締め挨拶の秋元さん 司会の小川幹事長
支部創立発起人の故森英二夫人の勝美さん 初参加の青海さん 綾部さん
受付の根岸さん 日向さん
初参加の佐藤さん 久しぶりの関本さん
砂山さん 田澤さん
乾杯挨拶の桐島さん 長唄披露の齊藤さん
大川さん
中山さん 川﨑さん
司会から指名があって挨拶もありました。支部創立30周年でもあり支部創立発起人の故森英二氏の奥様で準会員でもある森勝美さんからもその旨のご挨拶をいただきました。暫くぶりの関本さんからもご挨拶いただき、私はこれまで関本さんと懇親の機会をのがしていたので隣の席が空くのを待って行きお話できました。
なお会則の変更で慶事表彰が無くなったあとも西山さんが生前明大グッズを用意し過去2回ほど新年会で敬老祝賀をおこないましたが2年間新年会も出来ず、また1度は対象で祝った方も多く、若手役員からは来年以降も無しで良いとのことで新年会時の敬老祝賀は時間短縮の意味や誕生日登録が好ましくないため廃止しました。
やはり集まった会員が立って肩を組み明大校歌を合唱し昔を思い出すことが元気の源なのでこれが出来ない新年会は味気ない感じがしますが、司会から指名されて一番壁際に座っていた斎藤さんがコロナに配慮して声をやや抑えて長唄を披露いただいたので新年会の雰囲気を感じることが出来ました。終わりに一番若い秋元幹事が中締めの挨拶をして全員立って関東一本締めで手を1回叩き閉会となりました。その後参加者全員で集合写真を撮っています。
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石渡さん(椅子)
写真を撮っていただいた高橋さん(前列)
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受付の鈴木達也さん 山村さん 鈴木立身さん(後列)
写真を見る限り高齢者の方が多く明日の支部を心配されている様子が感じられた新年会でもありました。
鈴木悟会報編集委員長が法事で出席できなかったのは残念でしたが、長らく行事の写真係だった西山さんのあと写真は鈴木悟さんが撮ってくれていましたが、今回は高橋先輩にお願いしました。集合写真だけではやはり行事の思い出も蘇らないので多くの写真を撮っていただいた高橋さんには大感謝です。受理した写真は全て掲載しました。
1)高橋様から写真送付にあたりコメントもありましたのでご本人にも伝えご紹介して
おきます。
新年会お疲れさまでした。久しぶりの開催でしたが、矢張り人間はお互いに顔を合わせて語り合うことが最大の健康法と感じました。有難うございました。この間病気になられた方、亡くなられた方、少々認知症?気味の方等環境が変わっていることに我々の年齢が急速に進んでいることを感じます。健康寿命を延ばすヒントは多々ありますが、好奇心を持つ事、物忘れを時間を掛けても思い出す事、仲間と話し合うことと言います。今回の新年会に参加して皆さんが楽しそうに貪欲に語り合っている光景をみて感じました。
2)新年会と合わせて会報第42号送付後に、体調上行事参加が難しい豊田会員(S38
政経卒)から読後感が寄せられています。新年会で披露も難しいのでこのブログで
紹介させて頂きます。
氏家、三武両氏の訃報を知り、総会や新年会で私が校歌斉唱とエール交歓を行う時によく励まして頂きました。両氏のご冥福を祈ります。会報第42号をザーット拝読、とても面白く拝読した記事は ①秋元正己さん「会員寄稿」 ②川崎さんの「箱根駅伝」③小川さんの「ラグビー明早戦 9年ぶりの国立対決制す」と「東京6大学野球祝春秋連覇と日本一」その他 支部発展期前半10年の活動歴の抜粋 多方面にわたって充実していることを示している。改めて凄い活動力だなと感じました。これだけの活動を行うには歴代支部長・幹事長が事実上の専従でなければ出来ないことと私は思います。ありがとうございます。
新年会終了後に若手役員と一部の参加者で逗子駅前に戻りカラオケボックスで恒例の慰労会を行いました。3月のお花見会行事は残っていますが、新年度に向け検討事項も多く今後役員一同意思合わせをして進めていきます。
(文:支部長 足立、 写真:高橋)